まいまいライフ

元東証一部勤務サラリーマンが個人M&Aを目指すブログ。野立て太陽光発電や覆面調査などの副業も

太陽光発電で失敗する理由

こんにちは。シャラです。
19年度の売電単価が発表され、太陽光ブームは冷え込んだように感じます。私は現在、太陽光発電所を1基運用しています。
「太陽光は全然儲からない」「自転車操業だ」や「故障で大赤字」など聞きますが私の所は普通に黒字になっています。積雪地なのでシミュレーションより多少下回ってはいますが、利益は出ているので始めて良かったと思っています。
「失敗した」と言っている人はなぜ失敗したのか考察してみたいと思います。

業者選び

1番の原因はこれだと思います。複数社から見積もりは取るのは当然として、土地付き太陽光の場合は土地の広さによって置けるパネルの枚数も変わって来るので基本的には1kwあたりの値段で決めると思います。ただ業者によって含まれる物が異なるのでしっかりと見定めなくてはいけません。
・造成代
・架台
・遠隔監視システム
・除草対策費
などが挙げられます。
また業者が出したシュミレーションを鵜呑みにせず、妥当性をしっかり検討しましょう。表面利回りを良くしようと甘めに出す業者も多いです。

不必要な程の外構費

産業用太陽光発電で言う外構費とは
・フェンス
・除草対策(舗装や防草シート)
などがあり、当然どちらも必要ではありますが無駄に立派である必要もありません。
私は最低限に抑えていますが、私の例で言うと

フェンス

自作。改正FITに沿って金網製の物だがホームセンターで切り売りしているもので支柱は園芸用品の物を使用。トータル2万円くらい。
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除草対策

舗装も防草シートもなし。年に数回、除草剤を噴霧。噴霧器1.2万円、除草剤1500円/年。噴霧器は充電式なので楽に撒けます。


故障しているのに気付いていない

故障していると言っても突然発電量がゼロになることはまずありません。全てのパネルやパワコンが同時に故障することはないからです。(自然災害はありますが)
通常ならパネル数枚やパワコン1〜2台が壊れて停止する程度でしょう。ただ全体で見ると1割以下なので気付きにくく、日頃から監視システムや気象庁の日照時間データを見ながら発電量が下がっていないかチェックする必要があります。
中には、壊れても修理代が高く付くからそのままにしているという人も居るようですがメーカー保証があるはずです。メーカーによっても異なりますがパネルなら20〜30年、パワコンなら10年程度はあります。それを知らないでただ壊れたままにしているのは非常に勿体無いと思います。

太陽光発電は事業

太陽光発電事業は確かに投資要素が強いですがあくまで事業です。どんな事業でも始めてから放置では上手く行きません。
不足のトラブルに備えて小まめに業者と連絡を取り、日頃から発電量に異常が無いか確認することが大事です。振込金額を見てから動くのでは遅すぎるのです。
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